

こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの西島です。
多くの方が「おかね」の不安を抱えて生きています。
老若男女問わず、多くのご相談に乗らせていただきながら、日々どうすればおかねの不安から脱却できるのかを考えてきました。
本日はそんな私の経験からお伝えできることを書かせていただきます。
☑あなたはおかねの不安を抱えていますか?
☞老後という将来が漠然と不安で、おかねを使うことに罪悪感を覚えたり、許可を出せない方。
☞今ある預貯金がなくなってしまうことが不安で、必死に働き、預貯金残高を積み上げ、通帳の金額を見てほっとしながら過ごしている方。
☞保険や投資信託やいろいろと金融商品には入ってみたものの、結局どうなるのかがわからず漠然とした不安を抱えたままの方。
これまで、おかねの不安を抱えた方をたくさん見てきました。
不安を抱えている方の多くは、「預貯金を積み上げること」「iDeCoやNISAなどの金融商品に入ること」で不安を拭い去ろうとしています。
もし皆様の中にもこのような経験をされた方がいたら、ちょっと思い出してみてください。
預貯金を積み上げたり、金融商品に加入することで、あなたの不安はなくなったでしょうか?
多くの方は預貯金を貯めても金融商品に加入しても不安を拭いされずにいます。
ただこれだけはわかっておいてください。
「不安」とは心の状態であり、心の状態を作り出しているのはあなた自身です。
その不安を拭い去るための一つの手段が預貯金や金融商品に加入することなのですが、ただ加入するだけでは不安はなくなりません。
☑不安は悪いことではない
まず、考えてほしいのが不安は悪いことではないということです。
不安とは心の状態なので、良いも悪いもないのです。
なのに不安を悪いものと扱ってしまうと、そんな不安を抱えている自分を否定してしまうことにも繋がります。
そして、その不安に取りつかれたまま行動すると、「○○しなければいけない」という恐れベースで生きていくことになるのでしんどくなってしまう可能性があります。
それだけならまだいいのですが、「○○しなければいけない」といった行動はどこかに歪みを生んでしまう可能性もあります。
例えば、お子様の学費を貯められないと悩み、不安を抱えている方がいたとしましょう。
そんな自分はダメな親だと責めながら必死に毎日パートをし、家事育児を切り盛りし、ついついその余裕のない状態が子供やパートナーへの怒りとして現れるかもしれませんよね。
想像してみてください。
いつもお母さんが疲れた顔をして、ため息ばかりついていたら…子供は豊かになれるでしょうか?
お母さんの不安や怒りという心の状態は子供に多大な影響を与えます。
そうやって必死に貯めたおかねを受け取った時、子供はどういう気持ちになると思いますか?
もちろん有難いという気持ちはあると思います。
一方で、同時に「申し訳ない」「私のせいで…」という気持ちになるのではないでしょうか?
結果として、「豊かさ」とは程遠く、子供も親と同じように「不安」を抱えたまま生きていくかもしれません。
だからまず大切なのは、不安は悪いことではないと知っていただくことです。
不安の奥には、あなたが大切にしている「考え」や「価値観」があります。
例えばお子様の学費が貯められないという不安の奥には、お子様への愛情があり、お子様にやりたいことを応援したいという考えがあり、だからこそ、その考えが叶えられないことへの不安があるのです。
不安とは大切にしているモノの裏返しであり、大切にしているモノに気づかせてくれるのです。
☑未来に対する不安は選択できる
次に、不安なのは選択できるからだということも認識してください。
我々は自分の人生を自分で選択できる自由を持っています。
おかねの使い方で未来が決まります。
自分の未来を自分で選択できるのです。
例えば、毎日毎日が食べることに必死であれば選択の自由もなく、ただがむしゃらに働くだけです。
でも我々はすでに多くのものを持っているじゃないですか。
だからこそ、その豊かさを失う不安だったり、大切な人に迷惑をかけたくないとか困らせたくないという不安を抱えています。
ちょっと考えてみてください。
子供の学費を貯められないという不安を抱えている方がいますが、一方で子供が欲しくても授かれない人もいるのです。
すでに子供というかけがえない財産を頂いているのです。
☑わからない不安
また、不安を増殖させる理由として「わからない」があります。
例を挙げると、お化け屋敷は暗くてこの先に何があるのかが分からないから不安なのです。
だから我々は「おかねの見える化」を図り、人生の大きな地図を描くようにライフプランを創るのです。
そうすることで、この先
●どういう目的で
●どれだけのお金を
●どういう風に使えば良いのか
を考えられるようになり、優先順位をつけ、自分で選択し、「○○したい」というお金の使い方ができます。
お金との向き合い方を「○○しなければいけない」という恐れベースから、「○○したい」という願いベースにシフトできれば、不思議とお金の不安は小さくなります。
そして、この瞬間にこんなにも多くのものを与えられている、すでに持っていることへの感謝があふれてきます。
それが今を生きるということであり、不安とうまく向き合い、おかねと上手に付き合っていくために大切な心の状態だと思っています。
今月は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。