【こころとおかねを育むコラム】 2025年は投資2.0。今こそ「自分軸」投資を!

2025.01.15

あけましておめでとうございます。

ファイナンシャルプランナーの西島です。

 

新NISA制度がスタートし、NISA口座を開設する権利のある人の半分がNISA口座開設に至った2024年はまさに投資元年。

 

政府の悲願である「貯蓄から投資へ」がやっと本格的にスタートした1年となりました。

 

まさに投資1.0時代の到来です。

 

世界的な物価上昇時代に入り、当分の間は日本でも物価上昇していくことが間違いないであろう現代において、資産形成に投資を組み込まなければ資産価値がどんどん目減りしていくことから、投資が我々の生活を守っていく上で必要な手段であることは間違いありません。

 

一方で、投資を始めた人たちはまだまだ「やらされている感」が否めません。

 

現在投資をしている人の8割がインデックスファンド(オルカン、S&P500)を保有してます。

 

にも関わらず、自らこの商品で運用したいという考えに基づいてインデックスファンドを購入している人はほとんどいません。

 

多くの場合、NISAを始めたいが、商品を選ぶだけの金融リテラシーを持っていないので、何を選んでよいのかわからない。

 

だからとりあえず人気のある商品を選ぼうとか、人気ユーチューバーが言っているからという理由で購入しています。

 

インデックスファンド自体は悪い商品ではないのですが、その実態をほとんど知らずに投資をしているので、さすがにこのような偏った結果になったことには金融庁も警告を鳴らす事態となっています。

 

これだけ多くの方がNISA口座開設に踏み切ったこと自体は素晴らしいことなのですが、今のままだと、有事の時に安心して当初の目的どおりに投資を続けられるかが懸念されます。

 

昨今は起きていませんが、〇〇ショックによる未曾有の経済危機が必ずいつかは起きます。

 

また2025年はトランプ政権による影響や南海トラフの震災なども懸念されており、いつ何が起きてもおかしくないという準備を我々はしておく必要があります。

 

だからこそ、2025年は「投資2.0」という次のステージを目指してほしいと思います。

 

☑投資2.0

そもそも投資とは、世界に自分(もしくは自分の資産)を役立て未来をクリエイトしていくことです。

 

今使わないお金を誰か(もしくは企業)に託すことで、その誰かがあなたの代わりに、より世界の役に立つことに使ってくれます。

 

そうやってあなたの今使わないお金が、使ってくれた誰かのおかげで価値を生み出し、その結果あなたが今使わないお金を託したその誰かが(もしくは企業)成長し(儲かり)、その成長の果実があなたにも還元されるのです。

 

つまり、あなたの今使わないお金が世界に価値を生み出し成長して還ってくるのです。

 

この循環こそが投資の本質です。

 

一般的に考えたら、投資は、価格(株価)という数字に投資されているように思われます。確かにこの一面もあります。

 

現にインデックスファンドは世界の上位全ての企業を時価総額という過去の実績順に並べ、平均化し数値化した無機質な商品です。

 

ここで出てくるキーワードは「過去」と「数字」に投資するということです。

 

一方でインデックスファンドの中の、「オルカンには36社」、「S&P500には12社」軍需関連企業が入っています。

 

つまりオルカンやS&P500を購入している人のお金は、戦争に使われ、その結果として軍需関連産業の成長へと繋がり、資産が増えているのです。

 

投資2.0のステージでは、ぜひ考えてほしいことがあります。

 

あなたの今使わないお金を、誰(もしくは企業)が使って、どういう価値を世界に生み出し、どんな未来を創っているのかという投資家責任です。

 

キーワードは「未来」と「価値」です。

 

なにも道徳的なことを言っているのではなく、みんなお金を増やすことが目的ではないはずです。

 

お金を増やすことはあくまでも手段で、その結果、幸せな未来や安心した生活を手に入れたいのではないでしょうか。

 

だとしたら、その未来がどのようになっていたら良いのか。

 

そんな望むような未来のために自分のお金が使われている方が良いと思いませんか?

 

そして、「子供たちにどのような世界を残してあげたいのかを真剣に考えること」が、より豊かな人生になるのではないでしょうか。

 

あなたが投資を通じて、あなたにとってのより良い未来を考えることができたら、次はより良い会社を知ることができます。

 

もちろんご自身で企業の情報を取り続けることは難しいでしょう。

だからこそ投資信託を通じて投資を行うのです。

 

投資信託の購入者には定期的にその投資信託の運用担当者(ファンドマネージャー)がカンファレンスや運用報告会を行い、あなたの代わりに未来に残したい企業を見つけ出し、その企業の情報提供をしてくれています。

 

✅まとめ

そうやって数字の向こう側の人、企業、価値、未来を想像できたら、より納得感と手触り感を得られ、やがて来る〇〇ショックのような有事にも動じない投資を続けていくことに繋がります。

 

なぜなら、自分の価値観に基づいて、自分の迎えたい未来を考え、自己選択した投資だからです。

 

私はこれを「自分軸投資」と呼んでいます。

 

2025年はぜひ、投資を通じて、「自らの人生」、「子どもたちに残したい未来を考えるきっかけ」にしてください。

 

2025年が皆様と皆様の大切な方々にとって、より充実した、より豊かな一年になりますようお祈りしております。